
マンツーマンで教えてもらえる個別指導に興味を持っているんだけどどうなのかな。

確かにつまずいたところをその都度解説してもらえるのってとても魅力的だよね。

でも費用がかかるとも聞くんだよな…

確かにほかの勉強法に比べるとちょっと高めになるね。
でも効率がいい使い方ができれば何倍にもなって返ってくるから必要なら利用しよう!

個別指導が向いているのはどんなときなのかな
個別指導はマンツーマンで講師と生徒と1:1で勉強するものです。
この記事では、
個別指導塾に行って教えてもらう通塾タイプと、
講師に家に来てもらって教えてもらう家庭教師タイプ、
どちらも合わせて「個別指導」としますね。
この記事では、
・個別指導を利用するといいのはどんなとき?
・個別指導を利用しないほうがいいのはどんなとき?
を紹介していきます。
個別指導が向いているのはこんなお悩みを持っている人↓↓
- どうしようもない苦手科目がある
→自分ひとりでは勉強できない場合 - 疑問点があると前に進めない
→すぐに質問を解消していきたい場合 - そもそも勉強って何からしたらいいの?
→科目ごとの勉強法も教えてほしい場合 - 記述の勉強の仕方がわからない
→答案を添削してほしい場合 - 大勢が苦手
→人の目を気にせずに勉強したい場合
当てはまるものがあれば【個別指導】(個別指導塾・家庭教師)が合っている可能性が高いです。
では、ひとつずつ確認していきますね。
【概要】個別指導(塾・家庭教師)ってどんなの?
授業形式 | カリキュラム | スケジュール | 費用 | 進路指導 | ||
個別指導 | マンツーマン (通塾・家庭教師) | 自分に合ったものを考えてもらう | 講師と予定が合えばいつでも | 約3~5万 (1か月・1科目) | サービスや講師による | 詳細を見る |
塾・予備校 | 集団授業 | 1年単位で決まっている | 授業時間は固定 | 約10~20万 (1年・1科目) | 定期的に相談に乗ってくれることが多い | 詳細を見る |
映像授業 | 配信映像を見て勉強 (通塾・自宅) | 柔軟 自分で決められる | 柔軟 自分で決められる | 通塾:約10万 (1年・1科目) 自宅:約3万 (1年) | サービスはあるが、自分から収集する必要あり | 詳細を見る |
通信講座 | 送られてくる教材を利用して問題演習 | 1年で全範囲に触れられる。 | 柔軟 自分で決められる | 約10万 (1年・1科目) | サービスはあるが、自分から収集する必要あり | 詳細を見る |
授業形式
講師:生徒=1:1、つまりマンツーマンで勉強を教えてもらえます。
勉強する内容も、自分で選べます。
古文が苦手なら、文法をイチから一緒に確認していくこともできますし、
問題が解けないなら「解き方」を教えてもらう授業をしてもらうこともできます。
「これ」が勉強したい!と目的が絞れているならば、個別指導は向いていると言えますね。
講師陣もサービスによっていろいろです。
プロ講師の授業をウリにしているところもあれば、
年が近くて話しやすい大学生講師が教えてくれるところもあれば、
プロか大学生かで料金が変わってくるところもあります。
カリキュラム
マンツーマンなので、カリキュラムはとても柔軟です。
「○○の分野ができるようになりたい」とか、
「読解のポイントを知りたい」とか
最初に目的を伝えておくと、そのためにどれくらいのコマ数が必要なのかを提案してくれます。
スケジュール
基本的には講師と生徒のスケジュールが合えばいつでも可能です。
加えて、
通塾タイプ:塾の開館時間
家庭教師:家庭内での予定
に注意する必要もあります。
費用
これもサービスによりますが、だいたい1ヶ月(週1授業×4回)で3~5万円くらいです。
マンツーマンなので、他の勉強方法に比べると割高にはなりますが、添削や苦手克服などにはとても力を発揮します。
目的を決めて短期間受講がオススメです。
また、講師によって金額が変わる場合もあります。
大学生講師ほど安く、プロの講師になるほど高くなります。
苦手科目の克服(基礎内容の勉強)を目的とする場合であれば、大学生講師でも十分です。
年齢が近い方が共通の話題も多く話しやすいですし、現役大学生から「大学とはどんなところなのか」を聞く機会にもなりますね。
また、過去問の添削など、入試問題に近いレベルを見て欲しいときはプロの講師に指導してもらいましょう。
進路指導・相談
マンツーマンとなると、密接に関わるのは実際に勉強を教えてもらう講師です。
科目の講師は、受験全体の情報まで網羅しきれていないのが現状です。
たとえばわたしは国語を教えているので、
【〇〇大学の国語の傾向と対策】はわかりますが、
【〇〇大学の入試制度(年度ごとの倍率とか、オススメの併願校etc )】と言われると100%答えることはできません。
通塾タイプの個別指導であれば、進路相談の機会もあるかもしれませんが、
家庭教師だと受講科目の相談のみになります。
個別指導が向いているパターン
ここからは、個別指導を利用するメリットがある場合を紹介していきます!
- とにかく苦手な科目がある
- 疑問点があると前に進めない
- 勉強法も教えて欲しい
- 記述答案の添削をしてほしい
- 大勢が苦手
個別指導の特色である「マンツーマン」を生かす使い方をしたいですね!

ひとつずつ紹介していくよ!
とにかく苦手な科目がある

序盤につまずいたところをほったらかしていたら、何を見てもさっぱりわからない状態になってしまった…

苦手なものがあるのはしょうがないけれど、
入試科目で必要なら、きちんと克服しておきたいね!
苦手意識が強すぎて、自分一人で復習できる気がしない場合には早いうちに人の力を借りましょう。
最初は塾や予備校の集団形式の授業、映像授業などから始めるのも一つの方法です。
ただ、いつまで経ってもわからないままに授業が進んでいくようであれば、理解度を確認しながら進めてくれる個別指導がオススメです。
どの科目でも「最初」を理解するのがむずかしいです。
最初の単元や理屈が分かってしまえば「似たような考え方」でどんどん理解できるようになります。
少し費用が高くても、苦手意識を無くすのは早いほどいいです。
自分で勉強を進められるようになるまで、個別指導で人の力を借りて早いうちに手を打っておきましょう。
疑問点があると前に進めない

開始3分で出てきた疑問を考えていたらいつの間にか授業が終わってしまってた…

確かに集団形式の授業だとその場で質問しにくいよね。
個別指導ならすぐ質問できるよ!
ときどき、気になることが出てきたら解消しないと前に進めない生徒さんがいます。
考える力があってそれはそれで素晴らしいのですが、集団形式の授業だとどんどん進んでいってしまうので、大事なことを聞き逃してしまうことも。
個別指導では、疑問点や分からないところがあればその場ですぐ質問ができます。
内容をきちんと理解してから次に進めます!
勉強法も教えて欲しい

授業中は勉強できるけど、一人でどう勉強したらいいのかわからない…

科目ごとに合った勉強法があるよ!
勉強法も先生に聞いてみよう!
まだ勉強習慣がついていないと、何から手をつけたらいいのかが分からなくて結局何もできないこともありますよね。
じゃあ、勉強法も科目の先生に聞いてみよう!
普段教えてくれている先生は、どこが苦手で、どんな力が足りないかも知っています。
科目に合った勉強法(暗記はどこまで必要?問題集はどう使う?など)と、自分の困りごとに合わせてアドバイスしてくれますよ。
記述答案の添削をしてほしい

小論文を書いてみたけれど、これでいいのかよくわからない…

記述問題を自分で勉強するのは大変だよね…
客観的にプロの講師に見てもらおう!
小論文や記述答案は客観的に見てもらうのがいちばんです。
個別指導では実際に書いた答案を見ながら添削とアドバイスをもらえます。
プロの講師を指名して、入試直前期に短期間で一気に対策しましょう。
大勢が苦手

集団授業って指名されることってあるのかな。
間違えたら恥ずかしい…(ブルブル)

勉強中は間違えてナンボ!気にしない!
とはいえ、恥ずかしい気持ちもわかるよ。
勉強は間違えるからこそ、軌道修正して実力がついていくものだから、間違えるのを恐れないで!
でも、大勢が苦手っていうココロの声を無視してしまったら勉強には集中できませんよね。
個別指導の授業は先生と話しながら授業が進んでいきます。
先生とおしゃべりする感覚で、人の目もなくリラックスして勉強できますよ。
個別指導が向いていないパターン:デメリット2つ
ここからは逆に、個別指導が必要ないパターンを紹介していきます!
個別指導があまり必要ない人は↓↓のような人。
- 費用が気になる場合
- マンツーマンだと緊張する(相性面が気になる)場合
では、この2つの場合のポイントと対策方法を紹介しますね。
費用が気になる場合

やっぱり授業料が高い。
親に言いにくいな…

まずは保護者の方と相談!
目的がきちんと決まっていれば他の方法でも代用できることもあるよ!
個別指導は手厚く勉強を教えてくれる代わりに、どうしても費用が他と比べて高くなります。
でも、このまま苦手を放っておくと、さらに時間とお金と苦労が必要になります。
苦手は気づいたら早いうちに克服してしまいましょう!
自分で勉強できるようになったり、学校の授業についていけるようになれば、個別指導を続ける必要もなくなります。
とはいえ、保護者の方にお願いしにくい気持ちもわかります…が、
保護者の方は「志望の大学に合格してほしい!」という気持ちで応援しているはずです。
だから【合格のために〇〇を対策したいから、個別指導を受講したい】と伝えてみましょう。
ちゃんと自分で考えた結果で、軽い気持ちじゃないことが分かれば、保護者の方もきっと考えてくれるはずです。
家庭の方針もさまざまでしょうから、なんらかの事情でダメだった場合は、目的を達成できるほかの手段を考えてみましょう。
苦手克服:集団授業や映像授業を利用する
記述添削:学校の先生や集団授業の先生にお願いしてみる
…などなど
マンツーマンだと緊張する(相性が気になる)場合

1:1で話す方が苦手。
相性が合わない人だったらどうしよう…。

相性によってモチベーションも変わってきますよね!
授業はおしゃべり感覚で進んでいきますし、先生が引っ張ってくれるので、緊張する必要はないです。
相性も合わないと感じたら講師を変える制度が整っていることがほとんどなので、心配する必要はないです。
ただ、年上の大人と1:1で話すのが緊張する!ということであれば、1対大勢の集団授業や、映像授業を利用しましょう。
【まとめ】個別指導(塾・家庭教師)を利用するのはこんなとき!
個別指導を利用するといいのはこんな場合↓↓
- とにかく苦手な科目がある
- 疑問点があると前に進めない
- 勉強法も教えて欲しい
- 記述答案の添削をしてほしい
- 大勢が苦手
当てはまるものがあれば、個別指導を検討してみてください。
具体的な個別指導(塾・家庭教師)の紹介はこちら(Coming Soon)を見てくださいね。
逆に利用しなくてもいいのはこんなとき↓↓
- 費用が気になる場合
- マンツーマンだと緊張する(相性面が気になる)場合
あくまで最終目標は入試を突破すること。
個別指導は入試突破のためのツールでしかありません。

何の対策をしたいのか?
何の目的で通うのか?を考えて使いこなしていきましょうね!
ほかの勉強方法も紹介しているよ!