【高2からの受験勉強方法ですること】現役予備校講師が教えます!

勉強法
受験生ひよこ
受験生ひよこ

「受験にはスピード違反もフライングもない」ってどこかの予備校の先生が言ってたよ!
高校2年生だけど、受験勉強始めてみようかなあ

受験生ハリー
受験生ハリー

受験生ひよこくんすごい!
ぼくも始めたいけれど、何からしたらいいのかな?

受験生ひよこ
受験生ひよこ

そりゃ…志望校の過去問をがしがし解いていくことでしょ!
やるぞーー!

受験生ハリー
受験生ハリー

ひよこくん…!すごい…!
でも、今の実力で過去問って解けるのかな?

受験生ひよこ
受験生ひよこ

うっ…難しい…
燃え尽きた…やめよ…

ことのは
ことのは

あらあら…
でも、受験勉強を高2の今から始める心意気はすばらしい。

挫折しないように【1科目だけ受験勉強】をオススメするよ!

こんにちは!
国語予備校講師のことのは(>プロフィール)です。

受験生ひよこくんやハリーくんと同じように、高校2年生から受験勉強を始めよう!とする心意気がすばらしい!

でも、せっかくやる気になっても…↓

・勉強が難しすぎてやる気を無くした
・部活が忙しくて時間が取れない
・高校で習った全範囲の復習、何からすればいいかわからない

カベにぶつかって、せっかくのやる気が台無しになるなんてもったいないですよね。

やる気がムダにならないオススメの勉強法が【1科目だけ受験勉強】

その名の通り、まずは1科目だけ受験勉強をスタートする方法です

受験生ハリー
受験生ハリー

本当に1科目だけでいいの?

ことのは
ことのは

大丈夫!
最初にたくさんやると燃え尽きるから、ちょっとずつ増やしていこう

1科目だけ勉強法のメリットはたくさんあります。

・ハードル低く始められる
・1科目できるようになると他の科目もやる気になる

・得意科目ができる
・(番外?)勉強が息抜きになる

高3生になる前の人に知っておいて欲しい、手軽に始められる受験勉強の方法を紹介します。
「1科目から受験勉強」を実践して、最高の受験生のスタートダッシュを切りましょう!

高2生からの受験勉強にオススメ【1科目だけ受験勉強】とは?

【1科目だけ受験勉強】とは、その名の通り「まずは1科目だけ受験勉強をはじめる」ことです。

やることは2つだけ。

  1. 取り組む科目を決める
  2. 基礎問題集に挑戦する

この2つのステップでは具体的に何をするのか見ていきましょう。

取り組む科目を決める

まずは受験勉強を始める科目を1つ決めます。

受験生ひよこ
受験生ひよこ

1つに絞るの難しいなあ…
どの科目がいいんだろう

ことのは
ことのは

基本は苦手科目がいいけど、選び方はいくつかあるよ

基本は「苦手科目」に取り組むのがよいです。
苦手科目がないことは想像以上に安心材料になるので、早めに苦手科目はつぶしておきましょう。

ほかにも…↓

・志望校・学部が決まっている場合
→自分が志望する大学や学部の入試で「配点が高い科目」

・いきなり苦手科目をやると挫折しそうな場合
やる気が出る科目

また、科目によっても向き不向きがあるので、科目ごとの特徴も見てみましょう。

国語(古文・漢文)・英語
オススメ度:★★★
重要な文法事項はほぼ終わっているため、最終的に入試問題にも挑戦できる
数学
オススメ度:★★★
分野ごとの関連が強い科目なので、基礎を見直して1つの分野が理解できるとほかの分野の復習も楽になっていきます
現代文
オススメ度:★☆☆
暗記がほぼ無く、演習重視の科目です。ほかの科目よりも結果が出るまで時間がかかるのでモチベーション維持が少し難しいです
理科(化学・物理・生物・地学)
オススメ度:★★☆
理科科目は「分野」ごとに勉強を始めるのがオススメです。
入試問題も「分野」ごとの出題が多いので、全範囲終わっていなくても分野ごとであれば最終的に入試問題にも挑戦できます
社会
オススメ度:★★☆
全範囲終わっていないかもしれませんが、部活が忙しくて机に向かう時間が取りにくい人には、スキマ時間で教科書、暗記帳で対策できます

どの科目に挑戦するか決まりましたか?

ことのは
ことのは

ちなみにわたしが受験生の時は「苦手になりそうだった」かつ「すでに全範囲終わっていた」数学の勉強から始めたよ!

基礎問題集を解く

科目が決まれば、次は実行に移しましょう。

受験勉強と言うと、難しい問題を解かないと!と思いがちですが、まずは「基礎固め」から始めましょう。
結局入試問題は基礎が組み合わさったものです。

だから基礎をおろそかにすると絶対難しい問題は解けない!
まずは「定期テストレベルの基本問題を絶対解ける」レベルを目指しましょう。

でも基礎だからと言って甘く見てはいけません。

ことのは
ことのは

基礎問題で目指すのは満点
8割で満足しない!1点も取りこぼさないこと!

受験生ハリー
受験生ハリー

まず何からすればいいのかな?

ことのは
ことのは

いちばんのオススメは【学校で配られる、定期テスト前に提出する問題集】を解き直すことだよ!

【1科目だけ受験勉強】では、まず学校で使う基礎問題集の解き直しから始めることをオススメしています。
「慣れている」かつ「すぐ始められる」からです。

「受験勉強を始めるぞ!」という気持ちになると、「受験勉強用」の問題集を買いたくなります。

モチベーションが上がるのであれば買ってももちろんいいのですが、本屋さんに行くとたくさん種類があって決めきれない…。

頑張れそうなテキストが見つかればいいのですが、悩んでしまって勉強を始められないとせっかく上がったモチベーションをムダにしてしまうかもしれません。

学校で配られる教科書に準拠している問題集なら、新しく選び直す必要もないのですぐ始められます。
1回解いていて、問題集がどんな構成になっているかもわかっているので勉強の計画も立てやすいですよ。

ことのは
ことのは

新しい問題集に挑戦するのは、基礎問題集1冊をカンペキにしてからでも遅くないよ

どうして1科目だけなの?

受験生ひよこ
受験生ひよこ

どうして1科目だけなの?
たくさんやった方がよくない?

ことのは
ことのは

たくさんやってもいいけれど、1科目に絞って集中すると結果が出やすくなるよ。

「何事もプロになるまでに1万時間は必要」と言われています。

受験勉強はプロまでいかなくても(=満点を取らなくても)合格できるので1万時間も要らないでしょう。

たとえば成績に現れるまで200時間必要だとすると、
・毎日国語と英語と数学を1時間ずつなら、結果が出るまでに200日(=約7か月)
・毎日3時間国語の勉強をすると66日(=約2か月)
で結果が目に見えるようになりますよね。

勉強を始めてから、成績や手ごたえが目に見える結果として現れるには時間がかかります。
すべての科目を広く勉強するよりも、1科目に集中してまずは1科目で結果を出す。

すると、ほかの科目も同じようにやれば結果が出るはず。

長い受験生生活において「やればできる」という安心感は支えになります。

受験生ハリー
受験生ハリー

1科目集中の方が結果的には最短ルートなのかも!

ことのは
ことのは

そうだよ!
あとは単純に複数科目だと計画が複雑になるから大変だしね。

もちろん最終的には、入試に必要な科目すべての勉強が必要ですが、最初は狭い範囲から始めて「自分なりの勉強の仕方」を探していきましょう。

どうですか?
1科目だけ、1分野だけなら始められそうな気がしてきましたか?

高校2年生からの受験勉強は【1科目だけ受験勉強】から始めよう!
早めに結果が出るとそのあとの受験勉強ももっとモチベーションが上がる!

1科目だけ受験勉強のメリット:3選+α

高校2年生からの受験勉強として、まずは1科目だけ受験勉強を始めてみることのいいところはたくさんあります。

・ハードル低く始められる
・1科目できるようになると他の科目もやる気になる

・得意科目ができる
・(番外?)勉強が息抜きになる

ハードル低く始められる

受験勉強と聞くと、全科目やらなきゃ!難しいことをやらなきゃ!と思ってしまいます。
でも、1科目から、定期テスト対策に使っていた問題集を解き直すだけだと思うとハードルが下がりませんか?

せっぱ詰まっていない時期だからこそできることがあります。
1科目からまずは得意科目を作っていきましょう!

得意科目ができる

受験生にとって「得意科目がある」のはとても有利です。

入試は最終的に「合格最低点」さえ取れれば合格できるので、ほとんどの科目で周りの人と同じくらいの点数を取れば、得意科目で作った差でラクラク合格ラインに乗れちゃいます。

「苦手科目を無くす+得意科目を1つ作る」ことを目標にして勉強を進めていきましょう♪

1科目できるようになると他の科目もやる気になる

受験勉強のはじめは基礎固めをやりこみます。

基礎固めは絶対に必要なことだけど、模試や過去問で出題されるのは応用問題。
勉強を始めてすぐは応用問題を解く練習をしていないので、「やったのに伸びない…」と落ち込んでやめてしまう人がたくさんいます。

すごくもったいないけれど、結果が出ないとしんどいですよね。

でも1科目だけ先に始めておくと、始めた科目は早めに実力の伸びが見えるようになります。
同じように他の科目も頑張れば伸びる!と自信をもつことができますよね。

(番外?)勉強が息抜きになる

受験生ひよこ
受験生ひよこ

勉強が息抜きになるってどういうこと?!
なんかコワい…

ことのは
ことのは

確かに「勉強で息抜きをする!」と言うと、ヘンな顔をされちゃうけど…


数学がいちばん得意だった受験生時代のわたし(なんでやねん)にとって、数学は「ごほうび科目」でした。
(文字にすると確かにヘンタイ感…でももうちょっと聞いて!)

単純に、得意科目は「問題が解ける」ので「楽しく」なります。

得意科目は最後に取り掛かる計画にして「デザート」的な立ち位置にすると、勉強がはかどります。
なんだかやる気が起きないな…疲れたな…と思うときも「休憩!スマホ!」よりも「得意科目やろう!」
得意科目を作って勉強で息抜きができるようになると、受験生は強い。

まとめ:高2からの受験勉強【1科目だけ受験勉強】

本格的な受験生になる前に、勉強を始めようとしている姿勢はすばらしい!

だからこそ「正しい」「結果が出やすい」勉強方法で実力を伸ばしましょう。

まだ受験まで時間があり、部活などもで忙しい高2生だからこそ、

  1. 取り組む科目を決める
  2. 基礎問題集に挑戦する

この2STEPからはじめていきましょう。

ことのは
ことのは

最高の受験生スタートを切ろう!
応援しているよ

国語予備校講師が教える古文・漢文の【1科目だけ受験勉強】のやりかた→Coming Soon

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